藤原岳哀歌 写真と戯文
藤原岳 哀歌 ・・・・ No more 採掘 !
藤原岳の鉱区拡張計画により、山の荒廃がさらに50年間進みます。
全国屈指の「花の百名山」の貴重な自然が失われ、県下で最後の一つがいとなったイヌワシ夫婦の運命も風前の灯。
県への問合せ、意見表明は
〒514-8570 三重県津市広明町13
県環境森林部自然環境課(059-224-2627)へ
見渡せば花も紅葉もなかりけり 埃(ほこり)たなびく秋の夕暮れ (藤原最低歌・定家)
「草花をたいせつに」の看板だけが風に吹かれて残っています .....
ちはやぶる神代も聞かず多志田川 泥土(でいど)まじりに水くくるとは (在原業平)
「わせだ大学応援歌 第三番」
あれ見よ彼処(かしこ)の あはれの杜(もり)は
心の故郷(ふるさと) 無惨な地肌
鉱山栄えて 緑は絶えた
頭(こうべ)を垂れて 慚愧(ざんき)の涙
声はそろわず 空もうつろに
われが峰の 名をば嘆かん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ (50年後の挽歌)
〈写真:放置された白石鉱山跡〉
山肌は剥きだしのまま工場施設は何十年も放棄され、一昨年PCB流出による土壌汚染もあった。
このたびは 想定外の土石流 人の命の惜しくもあるかな
このたびは 想定外の土石流 昔はものを思はざりけり (○○○セメント)
〈写真:大貝戸集落から仰ぐ予定鉱区〉
実際の傾斜は写真よりも急峻。 山頂部がハゲ山となり中腹に巨大な洪水用遊水池ができるという。
近年多発の異常集中豪雨による災害を本当に永遠に防げるのか? 住民は危険をかかえて子々孫々暮らしていくのだ。
神・ほとけ そこ退けそこ退け ダンプがとほる
(神社移設の武甲山にて 一茶)
(写真は20年以前のパンフレットからの複製であるために日付が新しい。 現在は更に荒廃が進んでいるだろう。)
信仰の山・武甲山では石灰を掘るために由緒ある山頂の神社も移設してしまった。
「万葉集」のはるか以前から、日本人は、一木一草にも命が宿り、山には精霊と神が座すと崇めてきた。
しかし今は、澄んだ水と空気、そして豊かな緑でおおわれた森である信仰の山を人は所有と権利とコスト・利潤の対象にして、トンいくらの資源収入を得んがために飽くなき破壊を重ねてきた。
いつからか、周囲の環境も私たちの心も、ささくれ荒れすさんで来はしなかっただろうか?
歴史ある秩父の名山・武甲山を訪ねて仰ぎ見てきた多くの人たちは一様に強い胸の痛みと神を冒涜するような空怖ろしさを感じたと語っている(登山者のBLOG記事)。 (セメントは過剰であり海外に輸出しています。)
ここも太平洋セメントの鉱山です。 緑化と復元の努力と実績は? 会社はまず実行してほしい。
登山道ゴミひとつだに落さずば 隣の狼藉(ろうぜき)知ったものかは (看板大好き自然保護団体)
東ニ岩石ヲ谷ニ 投ゲ込ム者アレバ 行ッテ 知ラヌ顔ヲシ
西ニ登山道ノ花ヲ 折リトル者アレバ 行ッテ ヨセト叱リ諭ス (雨ニモ負ケヌ自然保護団体)
現実にセメント会社による山の大変貌が進行中なのに、「草花をたいせつに」式の看板をごく近辺に立てて事足れリの活動でいいのだろうか? もどかしく疑問に思えてならないが....
藤原岳の自然を守る会
〇〇だ大学応援歌の歌詞、1番、正調3番は、つづきに掲載されています。 下段のMore をクリックしてください。
(一)
鈴鹿の西北 ○○だの杜(もり)に
飛翔(とび)たつイヌワシ 藤原山頂
われらが日頃の 抱負を知るや
科学の精神 生命(いのち)の尊厳
自主を忘れぬ 緑の理想
輝くわれらが 行く手を見よや
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
(三) ・・・・ 五十年後 目蓋(まぶた)の讃歌
あれ見よ彼処(かしこ)の常磐(ときわ)の杜は
心の故郷(ふるさと) われらが誇り
鉱山廃れて 人はかわれど
仰ぐは同じき イヌワシの峰
いざ声そろえて 空もとどろに
われらの峰の 名をば讃えん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
(三) ・・・・ (五十年後 想定外の挽歌)
あれ見よ彼処(かしこ)の あはれの杜は
心の故郷(ふるさと) 無惨な地肌
鉱山栄えて 緑は絶えた
頭(こうべ)を垂れて 慚愧(ざんき)の涙
声はそろわず 空もうつろに
われが峰の 名をば嘆かん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
藤原岳の鉱区拡張計画により、山の荒廃がさらに50年間進みます。
全国屈指の「花の百名山」の貴重な自然が失われ、県下で最後の一つがいとなったイヌワシ夫婦の運命も風前の灯。
県への問合せ、意見表明は
〒514-8570 三重県津市広明町13
県環境森林部自然環境課(059-224-2627)へ
見渡せば花も紅葉もなかりけり 埃(ほこり)たなびく秋の夕暮れ (藤原最低歌・定家)
「草花をたいせつに」の看板だけが風に吹かれて残っています .....
ちはやぶる神代も聞かず多志田川 泥土(でいど)まじりに水くくるとは (在原業平)
「わせだ大学応援歌 第三番」
あれ見よ彼処(かしこ)の あはれの杜(もり)は
心の故郷(ふるさと) 無惨な地肌
鉱山栄えて 緑は絶えた
頭(こうべ)を垂れて 慚愧(ざんき)の涙
声はそろわず 空もうつろに
われが峰の 名をば嘆かん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ (50年後の挽歌)
〈写真:放置された白石鉱山跡〉
山肌は剥きだしのまま工場施設は何十年も放棄され、一昨年PCB流出による土壌汚染もあった。
このたびは 想定外の土石流 人の命の惜しくもあるかな
このたびは 想定外の土石流 昔はものを思はざりけり (○○○セメント)
〈写真:大貝戸集落から仰ぐ予定鉱区〉
実際の傾斜は写真よりも急峻。 山頂部がハゲ山となり中腹に巨大な洪水用遊水池ができるという。
近年多発の異常集中豪雨による災害を本当に永遠に防げるのか? 住民は危険をかかえて子々孫々暮らしていくのだ。
神・ほとけ そこ退けそこ退け ダンプがとほる
(神社移設の武甲山にて 一茶)
(写真は20年以前のパンフレットからの複製であるために日付が新しい。 現在は更に荒廃が進んでいるだろう。)
信仰の山・武甲山では石灰を掘るために由緒ある山頂の神社も移設してしまった。
「万葉集」のはるか以前から、日本人は、一木一草にも命が宿り、山には精霊と神が座すと崇めてきた。
しかし今は、澄んだ水と空気、そして豊かな緑でおおわれた森である信仰の山を人は所有と権利とコスト・利潤の対象にして、トンいくらの資源収入を得んがために飽くなき破壊を重ねてきた。
いつからか、周囲の環境も私たちの心も、ささくれ荒れすさんで来はしなかっただろうか?
歴史ある秩父の名山・武甲山を訪ねて仰ぎ見てきた多くの人たちは一様に強い胸の痛みと神を冒涜するような空怖ろしさを感じたと語っている(登山者のBLOG記事)。 (セメントは過剰であり海外に輸出しています。)
ここも太平洋セメントの鉱山です。 緑化と復元の努力と実績は? 会社はまず実行してほしい。
登山道ゴミひとつだに落さずば 隣の狼藉(ろうぜき)知ったものかは (看板大好き自然保護団体)
東ニ岩石ヲ谷ニ 投ゲ込ム者アレバ 行ッテ 知ラヌ顔ヲシ
西ニ登山道ノ花ヲ 折リトル者アレバ 行ッテ ヨセト叱リ諭ス (雨ニモ負ケヌ自然保護団体)
現実にセメント会社による山の大変貌が進行中なのに、「草花をたいせつに」式の看板をごく近辺に立てて事足れリの活動でいいのだろうか? もどかしく疑問に思えてならないが....
藤原岳の自然を守る会
〇〇だ大学応援歌の歌詞、1番、正調3番は、つづきに掲載されています。 下段のMore をクリックしてください。
(一)
鈴鹿の西北 ○○だの杜(もり)に
飛翔(とび)たつイヌワシ 藤原山頂
われらが日頃の 抱負を知るや
科学の精神 生命(いのち)の尊厳
自主を忘れぬ 緑の理想
輝くわれらが 行く手を見よや
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
(三) ・・・・ 五十年後 目蓋(まぶた)の讃歌
あれ見よ彼処(かしこ)の常磐(ときわ)の杜は
心の故郷(ふるさと) われらが誇り
鉱山廃れて 人はかわれど
仰ぐは同じき イヌワシの峰
いざ声そろえて 空もとどろに
われらの峰の 名をば讃えん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
(三) ・・・・ (五十年後 想定外の挽歌)
あれ見よ彼処(かしこ)の あはれの杜は
心の故郷(ふるさと) 無惨な地肌
鉱山栄えて 緑は絶えた
頭(こうべ)を垂れて 慚愧(ざんき)の涙
声はそろわず 空もうつろに
われが峰の 名をば嘆かん
○○だ ○○だ ○○だ ○○だ
○○だ ○○だ ○○だ
by mamorefujiwaraMT
| 2011-11-23 10:58
| いっぷく亭